博物館に初もうで
と 総合文化展(本館)
の 感想文
2012/01/14up
今トーハクのイベントはいろいろあって「博物館に初もうで」がどれを指すのかよくわかっていない埴子。 埴子が見てきたのは 「東京国立博物館140周年特集陳列 天翔ける龍」 「東京国立博物館140周年 新年特別公開」 「総合文化展」 の一部。たぶん。 ぜんぶ総合文化展内の企画と考えていいのかな。 ともかく、総合文化展の料金で観られます。お得。さあ入ってうろうろしましょう。
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「東京国立博物館140周年特集陳列 天翔ける龍」 |
インドの蛇が中国で龍になったそうな。 もはや蛇には戻れない。 だって巳年とかぶっちゃう。
では古墳時代のものを中心にご紹介。
本館 特別2室 2012年1月2日(月) 〜 2012年1月29日(日) 《双龍文環頭大刀柄頭》 愛知県春日井市明神町 猪之洞古墳出土 古墳時代・6世紀
ドラゴンボールをくわえる2匹の龍。
《双龍文環頭大刀柄頭》 三重県四日市市糠塚山出土 古墳時代・6世紀
ドラゴンボールをくわえる2匹の龍、をアレンジしすぎ、これだけ見たら何だかわからん。
その何だかわからん状態になってしまった柄頭が、装着された大刀。 《双龍文環頭大刀》 出土地不詳 古墳時代・7世紀
握るところの文様は何でしょうね。龍か蕨手か。
《龍文帯金具》 熊本県玉名郡和水町江田船山古墳出土 古墳時代・5〜6世紀[国宝]
ぶれてしまいましたが、このうねり具合、龍。
《龍文帯金具》 一括 中国(京都市西京区山田葉室町 穀塚古墳出土) 漢〜西晋時代・2〜3世紀(古墳時代・5世紀)
一番上のは、まあ龍でしょうね。 下のは、言われてみれば、よーく見れば、龍かな。
《三角縁龍虎鏡》 中国(大阪府和泉市 和泉黄金塚古墳出土) 漢〜西晋時代・2〜3世紀(古墳時代・4〜5世紀) [重文]
確かにふちが三角。
ですが 今回はそこじゃなくて
龍を探そう。虎も探そう。
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「東京国立博物館140周年 新年特別公開」 |
屏風と襖絵―安土桃山〜江戸本館 7室 2012年1月2日(月) 〜 2012年2月12日(日)
《風神雷神図屏風》 尾形光琳 展示期間:2012年1月2日(月・休)〜1月15日(日) 筆に迷いがない。
《楼閣山水図屏風》 池大雅 展示期間:2012年1月2日(月・休)〜2月12日(日) タッチががっしりしてる。きれいというわけではないが確かに面白味がある。 |
ここらへん 境界があいまい |
「総合文化展(本館)」 |
日本美術の流れ 日本美術のあけぼの−縄文・弥生・古墳 本館 1室 2012年1月2日(月) 〜 2012年5月6日(日) 鼉龍鏡(だりゅうきょう) 山口県柳井市柳井字向山 柳井茶臼山古墳(旧 周防国井村向山発掘・山口県柳井市 柳井茶臼山古墳)出土 古墳時代・4世紀
龍と言っても鼉龍(だりゅう)というのはワニの一種だそうな。
これのこと?
宮廷の美術―平安〜室町 本館 3室 2012年1月2日(月) 〜 2012年2月5日(日) 《日月山水図屏風》 6曲1双 室町時代・16世紀 [重文]
本日の一番。 遠目にもよし、近づいてもよし。 左右で人も時代も違うらしいです。 どちらも見ごたえがありましたが、先に目に飛び込んできたのは右。
二次元を重ねて重ねて三次元
書画の展開―安土桃山〜江戸 本館 8室 2012年1月2日(月) 〜 2012年2月12日(日) 《東照宮縁起絵巻 巻第1》 住吉如慶筆 江戸時代・慶安元年(1648)
色の鮮やかさに驚く。 思わずまわりを見まわして、他の作品と見比べる。 やっぱり鮮やか。 実物はもっと鮮やか。 そしてもっと長いので、もっといろんな絵が見られますよ。
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東京国立博物館 総合文化展 (本館 & 平成館)の埴輪目撃談に続く
混雑状況報告。
金曜日、13−14。 並ぶほどではなかったですが、どの展示室も結構な人がいました。 撮影するのにタイミングを見ないとならないくらいの混み方。
特別展「北京故宮博物院200選」(ちなみに、13時ごろの入口の表示によれば、入場40分、清明上河図は200分待ち)を見終わった人や諦めた人が流れてきているかも。
2012/01/13訪問 |
このページの画像はすべて、上記館所蔵もしくは展示の作品などを、埴子が撮影したものです。 |
会場|東京国立博物館 会期|「博物館に初もうで」は2012年1月2日(月) 〜 2012年1月29日(日) (作品によるのでトーハクサイトでご確認を) 開館時間|基本的には9:30〜17:00(入館は16:30まで) 休館日|月曜日 入館料|一般600(500)円、大学生400(300)円
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