マンチェスター大学ウィットワース美術館所蔵
の 感想文 (2012の12)
これは当たりと言えましょう。
トマス・ガーティン《ピーターバラ大聖堂の西正面》1796-97年 縦に流れるような建物。
フランシス・タウン《ポント・アバーグラスリンのサケ用魚梯、北ウェールズ》1777年 平山郁夫の水彩画と似ている。線も、少しだけある空の青も。
ジョン・ラスキン、美術評論家だそうですが画家でもある。3点、どれもよかったです。 特に《メール・ド・グラース、シャモニー、フランス》1860年
サミュエル・プラウト、2点よかったです。
ジョン・ブレット《川辺の景色、オックスフォードシャー州ゴーリング=オン=テムズ付近》1865年 青がいい。
ヘンリー・ブライト《迫りくる嵐、ヤーマス海岸、ノーフォーク》1833年 本展一番。 これはパステルだそうです。 ともかくいい。額を外して見たい。
そしてターナー、多数。いいものいっぱい。 ターナー好きの人には特におすすめの展覧会です。
ところで 嵐や火事の絵が結構多いことが気になった。 怖いものは美しいということか。 怖いものは時に美しいということか。 怖いものに美しさを見てしまうことがあるということか。描いてしまいたくなるほど。 ひょっとして怖いくらいでないと美しさを感じないのか。 芥川龍之介の『地獄変』を思い出した。 そんな感じか。
ガラスなのかアクリルなのか分かりませんが、とにかくカバーの反射、あれがなければなあ。 絵の前でうろうろ、かがんだり背伸びしたり。どうしても反射はなくならないなあ。 反射の無い透明カバー、誰か発明してくれませんか。
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グッズなどについて。
図録。 時間切れ、見てません。
ポストカード。 ベストのものはなかった。そういうものです。いいんです。
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混雑状況報告。
そこそこ人がいました。 正面からじっくり見ようとするとタイミングをはかる必要がありました。
土曜日、20−21。 閉館のお知らせを聞いてから5分くらいいたかも。粘ってすいません。
5周ぐらい。
2012/11/03訪問 |
このページの画像はすべて、埴子が撮影したものです。 |
2012/11/06up
会場|Bunkamura ザ・ミュージアム 会期|2012年10月20日(土)−12月9日(日) 開催期間中無休 開館時間|10:00−19:00(入館は18:30まで)毎週金・土曜日21:00まで(入館は20:30まで) 入館料|一般:1,400円
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この展覧会は巡回展。
2012年4月7日(土)〜6月24日(日) 岡崎市美術博物館 2012年7月14日(土)〜9月24日(月・祝) 島根県立石見美術館 2012年10月20日(土)〜12月9日(日) Bunkamuraザ・ミュージアム 2012年12月18日(火)〜2013年3月10日(日) 新潟県立万代島美術館
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