堀江幸夫 生誕100 現代大家作品展

  

の 感想文

 

  

 

ジョルジュ・ブラックで検索していたらこの展覧会の情報が。ラッキー。

ペンテルの画材を画家に送って描いてもらったものが中心という、ぺんてるならではのコレクション。60点。

 

3往復半。30分くらい。

 

なんと脇田和がいる、しかも3点も。(以下、番号は作品リストから)

 

04 脇田和 無題(鳥) くれよん・パスで描いたもの

28 脇田和 無題(静物) ぺんてる絵具で描いたもの

52 脇田和 無題(銀の鳩) リトグラフ

 

月曜日に脇田美術館に行ったばかり。また会えるとは。おもわぬ和週間。

開館20周年 脇田 展 の感想文

そして3点とも鳥。やっぱり鳥。

「童画のような暖かみのある作風」といった紹介がありましたが、個人的には、「軽やかで自由」なイメージ。

この中では、くれよん・パスで描かれた作品が特によかったです。

いろどりも画面の分割も、悩むことなく自然に浮かんできたものを描いた感じ。

 

他、ひかれたもの。

01 猪熊弦一郎      無題(魚と描)

07 宮田重雄          無題(ベニスの夕照)

25 林武                 無題(パラ)

 

29 鈴木信太郎      無題(あじさいの花)

これなんというかチャーミング、今回の一番でした。

 

30 三岸節子          無題(静物)

39 国松登             目のない魚

49 奥村土牛        無題(山中湖富士)

56 小沢利夫          エフ水彩の原画

 

58 フェルナン・レジェ            無題(人物)

しっかり重さがある人物、その上に色を太くかぶせている。

自信。

 

59 ジョルジュ・ブラック          無題(花)

線がすてき。

鉛筆で描いて、その上に色を塗って、更に鉛筆で描く、というかひっかいたのかな。

ひっかく目的だったのか描く目的だったのか。

ちょちょいっと画材で遊んでみた、みたいだ。

 

 

なぜか無題の作品多し。

 

制作年は記載されていなかったですが、昭和30年代ごろのようです。

 

会場で小耳にはさんだ話では、コレクションは全部で300点ほどで、今回はスペースの都合で小さめ60点を詰め込んだとのこと。

そのうちどこかで300点まとめて展示して欲しいなあ。

 

画材を提供して描いてもらう活動、今はしてないのかしら。

 

会場に向かう途中で雷が鳴り雨が降り出し、見ている間も雨の音が怖いくらいで、帰りは足がずぶぬれになりましたが、来てよかったです。

ありがとうぺんてる。

 

 

 

2011/08/26訪問 

2011/08/26up

  

 

会場|ぺんてる本社ビル1階特設会場

会期|2011822日(月)〜27日(土)

開館時間|午前9時から午後5時(最終日27日は午後3時閉場)

入場無料

 

 

   

 

 

このまえの感想文 201110

開館20周年 脇田

 

このあとの感想文 201112

笹井祐子 「オルデューニャの光と風」

 

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