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大きさ
最大の埴輪は、高さ242cm、直径90cmの円筒埴輪。 奈良県桜井市のメスリ山古墳出土。 作ろうと思えば作れるものです。
大きい埴輪を作ることに、利点があったのでしょう。 圧倒。威厳。競争。目印。古墳の大きさとの釣り合い。
最小の埴輪は、「埴輪」の定義によりますが、 輪積みで作ると、内径3cmくらいが限界です。 |
高さ9cm 底面直径5cm 埴子作では最小の埴輪 2011/11/16 |
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2011/09/27up
最大の家形埴輪は、高さ170cm、幅110cm、奥行き80cm、大阪府高槻市の今城塚古墳出土。
最大の船形埴輪は、全長140cm、高さ90cm、最大幅25cm、三重県松阪市の宝塚1号墳出土。
最大の人物埴輪は、たぶん、高さ165cmの髭を生やした男子、千葉県横芝光町の姫塚出土。
もちろんすべて「現在出土している埴輪の中では最大」ということです。しかも 埴子調べ
これからもっと大きな埴輪が発掘されるかもしれません。
小さい方では、
輪積みで作られておらず中空ではない土製品も古墳上に置かれていたら埴輪、とするならばですが、
長さ10cm未満の鳥や魚などが出土しています。
輪積みで作られており中空である、ということを埴輪の条件とするならば、
古墳上には置かれていませんが、
底面の直径10cm弱、高さも現存部分で10cm弱の円筒埴輪が、生出塚埴輪窯跡から出土しています。
2012/05/15更新
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