葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 埴輪まめ知識 41 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg

古墳

 

ある時期、さまざまな形の、土を高く盛ったお墓が多く作られました。

 

大きさの違いはあれど、古墳は全国に約20万基以上。

ちなみに日本最大の古墳は大仙古墳。全長約486m、高さは30m超えの前方後円墳。

 

大規模な建築工事には、相当な時間とエネルギー、高度な技術が必要。

しかも、古墳内部には石室を作り、中には鏡や剣などの貴重なものが納められています。

 

ということは、あるていど生活が安定し余裕があったのでしょう。そして集団生活。

そんな時代に、埴輪は作られ、古墳に立てられました。

葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 埴子 作

2012/08/19up

 

  

大きく立派な古墳に眠るのは、広い土地や多くの人を操れる有力者のはず。

つまり天皇や豪族、ということになります。

 

「古墳時代」と呼ばれるこの時代には、

灌漑の技術が高まり、水田が広がり、米の収穫量が増え、食料の貯蔵も工夫されたようです。

しかし、それだけに、土地や水をめぐる争いも増え、身分の差も大きくなったようです。

 

ところで、「古墳時代」というと、だいたい、3世紀末〜7世紀初めを指すようですが、

始まりは3世紀半ばから、など異説もあります。

 

さかのぼればさかのぼるほど、時代区分は明確でないようです。

 

そもそも、

何を基準に時代を区切るのか?

時代の名称をどうするか?

という点からして、さまざまな考えがあるようです。

 

文献の残っていない時代の手掛かりは遺物や遺跡のみ。

そこからわかる生活形態や文化で区切る事が多いようです。

  

年表などでは、名称の組み合わせ2パターン以上示したり、斜め線で区切られていたりするのを見かけますね。

 

 

ちなみに、古墳が作られる前のお墓は、墳丘墓と呼ばれ、高くて4.5mくらいのようです。

墳丘墓と古墳との区切りはあいまいのようですが。

 

 

古墳。

そもそも、古墳とは何か、ということも、簡単には言えないようです。

 

関連参考文献

 

『論争・学説日本の考古学 5 古墳時代』 桜井 清彦/編 雄山閣出版(1988/09)

 

『前方後円墳の成立』 近藤 義郎/著 岩波書店(1998)

 

『前方後円墳と弥生墳丘墓』 近藤 義郎/著 青木書店(1998)

 

『古墳時代 列島の考古学』 右島 和夫、千賀 久/著 河出書房新社(2011)

 

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