葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 埴輪まめ知識 8 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg

柾目(まさめ)(ハケメ)

 

平行な木目。

 

埴輪には、たいてい縦方向に柾目がついています。

横方向についているものもあります。

ないものもあります。

 

しかし、柾目がある方が、「おっ 埴輪だ」となります。

 

光だけでも、影だけでも、

埴輪にはたどり着けないのかもしれません。

朝顔形円筒埴輪 部分

 

埴子作

葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 葉2輪ヨコ.jpg 

 

 

考古学では「ハケメ(刷毛目)」と呼ぶことが多いようです。こちらが正式名称かも。

縦方向につけられた柾目を縦ハケ、

横方向につけられた柾目を横ハケと呼んでいるようです。

斜めハケもあり。

 

円筒埴輪など、上端が開いている埴輪では、内側の上方の表面にも柾目がついていたりします。

 

杉などの柾目の木の板でなでつけたと思われる、まさに木目のような柾目もあれば、

ヘラか竹串のような道具で一本ずつ描かれたらしい、かなり間隔の広い柾目もあります。

 

なぜ柾目をつけているのでしょう。

 

粘土紐同士をしっかりくっつけるため、という説があります。

埴輪によっては、そう考えるのが妥当なものも見られます。

ただ、間隔の広い柾目のついた埴輪は、この説では説明できません。

 

柾目の存在意義とは。

わけあって木に似せたのかも。

それならそれで、そのわけが知りたい…

 

 

 

ちなみに

埴子が出土品を観察したところ、

人物埴輪の顔には柾目はほとんどないようです。

2013/02/09更新

 2015/01/27更新

 

 

  

関連まめ

 

スター求む

 

 

 

 

 

埴輪のとなりTOP

 

 

inserted by FC2 system