http://analyzer5.fc2.com/ana/icon.php?uid=940009&ref=&href=&wid=0&hei=0&col=0

 

クリーブランド美術館展 ─名画でたどる日本の美

及び

日本伝統工芸展60回記念 人間国宝展 ―生み出された美、伝えゆくわざ―

 及び

<特集陳列>人間国宝の現在(平成館企画展示室)

於・東京国立博物館 

 

の目撃談 (2014002)

 

左が表慶館 奥が平成館 右が本館

 

この日は

ほとんどの人が門から平成館を目指してゆく

そして

ほとんどの人が平成館から門へと帰ってゆく

 

全館を見てまわるのは大変なのよね

 

 

クリーブランド美術館展

 

《雷神図屏風》 61 「伊年」印 江戸時代・17世紀

トップに展示。

カネカの有機EL照明パネルを使っているとのこと。

なるほど反射が少なく見やすいように感じた。

いずれすべての作品をこの照明で展示することになるのだろうか。

観覧者としては、見やすくなるのは大歓迎。

でも観覧料に響くとなるとちょっと考える。

 

倍額は困るけど、すこし高くなるくらいならいいか。

 

しかし入口にそんな特殊な展示をされちゃあさっそくとどこおるでしょうが。

なかほどに展示すればいいのに。前後との見やすさ比較もできるし。

 

《遊女物語絵巻断簡》 1 室町時代・15世紀

絵のないところには文字が書かれている。

昔の絵本か。ちょっと怖い感じ。

 

《朝陽補綴図》 1 南北朝時代・14世紀

動きが一目でわかる。おみごと。

 

《群舞図》 1 山本梅逸筆 江戸時代・19世紀

障子の影のほうが、見えている人よりもいい。というのもどうなのか…

 

《唐美人図》 1 窪俊満筆 江戸時代・1819世紀

たしかに美人。地獄太夫にも負けてません。

 

《地獄太夫図》 1 河鍋暁斎筆 明治時代・19世紀

掛け軸のなかに屏風。屏風の中の月。

着物の柄が派手で色も鮮やかだけど、それでも地獄太夫その人のほうに目が行く。

地獄太夫の髪はちぢれている。月にかかる雲に似ている。

 

《南瓜図》 1 伝没倫紹等賛 室町時代・15世紀

カボチャを運ぶアリたち。

なにかの物語かエピソードが下敷きになっているのではとのこと。

シンデレラのカボチャの馬車ではないらしい。

 

カボチャには物語をつくらせる力があるのかも。

 

《厩図屏風》 61 室町時代・16世紀

馬って大事にされていたのね。今でもそうだろうけど。人より馬が上みたい。

ほかにも、鷹や犬や猿などがいる。

画面全体が暗めで見にくいです。でも、それも手伝って、近寄ってかがんで見たくなる。

楽しい屏風。

 

《薄図屏風》 61 室町時代・16世紀

たしかにススキ… と思ってよく見ると、金がうまく使われている。

なぜか見あきない。

 

《江村風雨図》 1 呂文英筆 明時代・1516世紀

本当に風が吹いている。風が強い。

 

《蘭亭曲水図》 1 曽我蕭白筆 江戸時代・安永6(1777)

かっこいい。

 

《青天七十二芙蓉図》 81 呉春筆 江戸時代・天明5(1785)

上下で紙が違うのがおもしろい。上が金地。下が銀地。

 

《蔦の細道図屏風》 61 深江蘆舟筆 江戸時代・18世紀

この作品はもちろんクリーブランド美術館所蔵。

トーハク所蔵の深江蘆舟の別の蔦の細道図屏風が本館8 で展示中だそうな。

今回は余裕がなくて本館には寄れなかったが…

 

並べて展示してくれればいいのに。

と思ったけど、屏風は場所を取るから難しいんだろうなあ。

 

 

日本画は墨の線に個性が出る。出てしまう。

 

 

《トラとバッファローの戦い》 1 アンリ・ルソー 1908

ルソーの独創がとまらない。線も色も構図も題材も世界観も、どこをとってもルソー。

独学だからこそか。自分の信じる道を行く性格ゆえか。

 

《アンティーブの庭師の家》 1 クロード・モネ 1888

あのピンク。

全体的に柔らかい。

 

《画家の妹ローラ》 1 パブロ・ピカソ 1899-1900

この絵はゴヤの影響があるとか。

そういえばスペインの人だったわ。

 

  

 

人間国宝展

 

《片輪車蒔絵螺鈿手箱》 1合 平安時代・12世紀

以前見ているかも。

これはいいですね。国宝に指定する基準は知りませんが、これは見て納得の一品。

 

ほか、なんとなくよかったもの。

《練上嘯裂茜手大壺「深山紅」》 松井康成 1口 昭和56(1981)

 

《蠟型鋳銅置物「三禽」》 佐々木象堂 1組 昭和35(1960)

 

《鼎》 高村豊周 1口 昭和30(1955)

かなえ。足みっつ。

 

三、がキーナンバーか。

 

<特集陳列>人間国宝の現在(平成館企画展示室)

(人間国宝展と同時開催。総合文化展(平常展)内の展示)

 

鉄釉馬文花瓶 1 原清 昭和54(1979)

馬。にじんだ馬。黒。いい。

 

黒柿蘇芳染唐草文嵌荘箱 1 大坂弘道 平成10(1998)

やりすぎていないところがいい。

 

  

 

特記事項。

 

ふたつの展覧会の入口は別々で、エスカレータをのぼった左右にそれぞれの入口があります。

 

その間に特設ミュージアムショップがあります。

つまり、企画展の会場に入らなくても、特設ミュージアムショップでお買い物できます。

 

グッズは充実。

図録、ポストカード、クリアファイルなどのスタンダードアイテムの他、

お菓子、お茶、お酒、ペン、ルーペ、せっけんなどがあります。

作品の絵柄や工芸デザインを駆使した包装の限定品がいっぱい。

工芸品も販売されています。

ショップももうひとつの展示室のようで、見がいがありました。

 

 

このふたつの展覧会は、「日本美術の祭典」という企画展3つのうちの2つ。

 

  

  

 

混雑状況報告。

クリーブランド美術館展、なかなか盛況。

どんどん混んできて、絵巻物はあまり見られませんでした。

他もあまり独占はできないかも。

 

人間国宝展はそこまでではなかったです。

しかし空いてはいません。

 

クリーブランド美術館展は3往復ぐらい。

人間国宝展は一期一会。

 

 2014/01/21(火)13:30-15:00訪問 

  

このあと平成館の総合文化展(平常展)を見て

東洋館を駆け足ぎみに見ました。

その報告はまた今度。

 

 

 このページの画像はすべて、上記館所蔵もしくは展示の作品などを、埴子が撮影したものです。

 2014/01/24up

 

 

会場|東京国立博物館平成館

会期|2014115()223()

 

   

  

    

 

このまえの目撃談 (2014001)

博物館に初もうで の目撃談

 

このあとの目撃談 (2014003)

総合文化展東洋館 の目撃談

 

埴輪その他の鑑賞レポート・感想文

埴輪などなど目撃談

 

2010-2013のレポート・感想文はこちら

埴輪目撃談(2010-2013

アート感想文(2010-2013

 

 

埴輪のとなりTOP

 

 

inserted by FC2 system