特集 熊めぐり

於・東京国立博物館 平成館 企画展示室

の目撃談 (201411)

 

 

トーハクサイトの解説によると、

熊は十二支にいないばかりか、江戸時代以前の絵画や彫刻には熊があまり登場していないのだそうです。

 

埴輪にも、熊はいないようです。いまのところ。

古墳時代だって熊はいたはずなのに、なぜ埴輪にしなかったのか。

 

熊以外にも、当時いたのに埴輪に作られていない動物はたくさんいる。

なせ選ばれなかったのか。無いことの理由が知りたい。

 

というわけでもないですが、熊めぐりしてきました。

 

 

熊の文様。

 

ちょっと虎みたいだ。

「建武年間物」とある。

 

 

ツキノワグマをよく観察した結果、このようになった。

 

 博物画家が描いた熊 1 博物局編 江戸〜明治時代・19世紀

上野動物園の資料

 

作為がないからこその面白さ。

 

 

熊の毛皮は使い道いろいろ。ぬくぬく。

靴や上着や刀の鞘などが展示されていました。

 

毛皮は実物のほかにも

熊の毛皮の写生 1枚 関根雲停・中島仰山他筆 江戸〜明治時代・19世紀

国立科学博物館の資料

 

右下に「シグマ」。

シグマ… σ…、いや、ヒグマだろう、とのこと。

 

 

熊の屏風。

 

冬眠から目覚めた熊の親子(雪中熊紅葉鹿図屏風のうち左隻) 山本桃谷(183390)筆 明治時代・19世紀

 

冬眠明け、と聞いたせいか、眠そうに見える。特に左のこぐま。

 

 

熊どこにいる

今どこにいる

 

 

熊ここにいた

さっきまでいた

 

きっと

向こうにいる

 

 

熊のあしあと

人間の足跡

 

 

    

 

混雑状況報告。

 

総合企画展スペース全体が、お正月なみに混んでいました。

トイレ、ロッカー、廊下、椅子、ミュージアムショップも人が多め。

キトラや栄西などの企画展からの人が流れてきているもよう。

 

とはいえ、展示を見るための行列はありません。人の頭の後ろから見るということもなかったです。

あまり長く立ち止まっているわけにはいかない、という程度。

撮影は、フレームに人が入りがち。

 

  2014/05/06(火)15:30-15:45訪問

  

 

 このページの画像はすべて、上記館所蔵もしくは展示の作品などを、埴子が撮影したものです。

 2014/05/10up

 

 

会場|東京国立博物館 平成館 企画展示室

会期|2014422日(火) 〜 201461日(日)

 

   

  

    

 

このまえの目撃談 (201410)

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