No Museum, No Life? ―これからの美術館事典
国立美術館コレクションによる展覧会
の目撃談 (2015の13)
ドーミエが多くて嬉しい。 《観劇》は以前にも見たけどやっぱりいい。
モネ《ウォータールー橋、ロンドン》、いい作品。 だけど、変に光っている。テカテカ。国立西洋美術館で見たときのほうがいい感じだった。 Lightの項なんだが。
香月泰男《告別》がよかった。この作品を見られてラッキー。
ひょっとしてクールベかなー、と思った作品がやっぱりクールベ《眠れる裸婦》だった。
エルンストが印象に残った。特に《博物誌X大地の振動》。
免震台に乗ってみたかった。特に注意書はなかったけど、乗ってよかったの?
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バックヤードツアーだ、と思って行けば、楽しめるのかも。
作品を味わおう、と思って行ってはいけない。 音や光で集中できない。個々の作品は配置に無理があり、見づらい。 作品とキャプションが離れている。それなら作品リストが欲しい。
36のキーワードがある、ということは、テーマが36にも分散している、ということだ。 凝った展示方法を採っているわりに、文章での解説に頼っている。
作品が展示の道具にされている、と感じた。 作品への愛よりも、展示への愛がまさったか。 愛の影は、愛が強いほど濃い。 だとすると、しかたがないのか?
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Youの項目で、鏡… これからの美術館は、寄席を目指すのか?
落語が聞きたい人は、初めっから寄席に行くと思うが。
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今回出品された作品とは、他の展覧会で再会したい。
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混雑状況報告。 混んではいませんでした。 がらがらではないので、小さな版画や展示が混んでいるところは、人も混みます。
ゆっくり一巡。
2015/09/04(金)訪問 |
会場|東京国立近代美術館 会期|2015年6月16日〜2015年9月13日
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