テーマ展 新収蔵品展 〜旧長瀞綜合博物館からの寄贈資料〜
の目撃談 (2016の12)
企画展示室へ向かう曲線のアプローチ
もう見えています
埴輪は9体
まずは 彼にごあいさつ 本展の広報部長だけに 箱入りガラス越し 撮影するには反射がつらいところです ぐるりと見ることができるのはうれしい 左に石の歯を見せて笑う どうやら右にも石を入れていたらしい 石の代わりでもあるまいが 右脇の下に二重丸 何を意味するのか 腰の後ろに何か差している この角度 鎌であろうか
続いて彼 何かを訴えているのか 祈っているのかもしれない 手の先には指 深く刻まれている 腰に下げているのは大刀にしては小さめ 刀子か鎌か
腰の後ろにも下げている これが鎌かな わからず
でました 最大のお目当てです 群馬県出土 彼こそ 真に踊る埴輪 踊れ 踊れ ひたすらに 踊りこそ我が人生 没頭
我に返る 馬の脚など眺めてみる
馬の後ろの彼は 菅笠らしき被り物 鍬を肩に担ぐと同時に大刀を帯びている 農と武 顔は赤く塗ってあるように見えた
伝深谷市四十坂出土の2体 同じ場所から対で出土したらしい
なるほど 彼を見ると
落ち着く気がするのは きっと 私が好きな彼女と どこかしら似ているからでしょう
この彼女は左手の持ち物が議論の的 楽器なのか何なのか 彼女は知っている
おそらく
彼も知っている そして 彼自身が右手に何を持っていたのかも
力士の彼 昨年 行田市郷土博物館でお会いしました このまげは大銀杏なのかどうか 鋭い横顔
背の高い彼 伝深谷市中小前田出土
直しが多いそうです 特に上半身 顔などはモデルがいるのかも
出土したアイテムを つないでつないで 彼となる
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埴輪以外の古墳時代出土品
なんといっても 十鈴鏡 伝群馬県佐波郡玉村町大字小泉出土 鈴の配置の間隔が完全に均等ではない 鏡をつくってから鈴をつけたようです 一気に鋳造は無理か
方頭大刀(ほうとうたち)と轡(くつわ)
頭椎大刀(かぶつちたち)の柄頭 環頭大刀(かんとうたち)の柄頭 大刀の鍔(つば) X線撮影され象嵌が確認されたそうです
ほか 須恵器のはそう 鈴釧
まだまだいっぱい
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古墳時代以外の出土品
縄文土器に弥生土器
もう手が回らない 一枚だけ 般若寺跡出土の鬼瓦と ハンコのような鬼面文軒丸瓦
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出土地が「伝」や不明となっているものが多かったように思います。 ちょっと痛いところ。
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公式サイトより。 「長瀞綜合博物館は、眼科医の塩谷覚三郎(しおのやかくざぶろう)氏が長年にわたって収集した資料を保存、展示していた博物館として、多くの人に親しまれていましたが、平成25年3月31日に閉館しました。その後、収蔵資料は一括して埼玉県に寄贈され、当館では、そのうち考古資料を受け入れました。受け入れた資料の中には、国指定重要文化財の「十鈴鏡」や埼玉県指定文化財の「笑う埴輪」、「古瓦」など貴重な資料も数多く存在します。 本展示ではこれらの資料を中心に、塩谷氏が収集した優品約150点を紹介します。」
塩谷せんせいありがとう。
長瀞綜合博物館の旧名称は長瀞汲古館。 そのころのリーフレットも展示されていました。埴輪の写真などが載っていました。 埼玉県立図書館蔵。
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本展は撮影可。ただし、フラッシュ・三脚は不可。
その代わりか、図録はなし。 展示リストもありませんでした。 |
混雑状況報告。 空いています。 数人いることが多かったような気がします。 途中、企画展示室ごと独占していたかも。
2016/05/24(火)11:30−12:30訪問 |
テーマ展 新収蔵品展 〜旧長瀞綜合博物館からの寄贈資料〜 会期|2016年 2月20日(土)〜6月12日(日)
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