総合文化展
於・ 東京国立博物館
の目撃談 (2016の17)
考古展示室に入り、埴輪めがけて急ぎ足。 ところが その途中に、目を見開かせるものがあった。
おお これは 特殊器台ではないか! 特殊器台 部分(岡山県総社市三輪字 宮山墳墓出土)
透孔は、三角と巴形。 そして線刻。
特殊器台 の復元品
器台は踏ん張る。埴輪は踏ん張らない。 突帯の間隔のリズムも、埴輪とは違うが、埴輪の源流を思わせる姿。
どちらも岡山県立博物館蔵、展示は2016年9月6日からだったらしい。 ちょうど見ることができて、ラッキーだ。
いざ埴輪。
お猿 と その向こうの女子
猿は背に子猿を乗せていたらしい。 子猿はいない… 巣立ったのね。
くびれのある 女子
壺を頭に乗せ、背に子供を乗せている。
琴弾き男子
音楽の道は 楽しいばかりではない。
犬が見てるよ。
犬には、琴の音はどう聞こえるのかな。
騒がしい?
首が美しい 鳥
長い首、小さい頭、埴輪で表現するのは難しい。 それなのに、たくさん作られた鳥たち。 など考える。
いやしかしそれにしても
埴輪ときたら、なんて魅力的なのか。
素敵な耳の 盾持ち人
埴輪よ。
結び目がたまらない 靫
埴輪よ。
人物埴輪はやはり顔 結局顔 男子
埴輪よ。
シンプルでなければ持てない引力の きぬがさ
このシルエット。
好きだわ。埴輪。
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混雑状況報告。 それほど混んでいませんでした。金曜の夜間開館時間中だったからかも。
ただ、撮影しようとすると、人が入ってしまいがち。そのくらいの人は必ずいる状況。 シャッターチャンスを待つのみ。待てる。埴輪を撮るためなら。
しかしショップを見ていたら、蛍の光が流れた。 トーハクはいつまでもは待ってくれない。 夜間開館にも限界がある。
本館を見る時間はなかった。
2016/09/16(金)19-20訪問 |
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