総合文化展
於・東京国立博物館本館&平成館
の目撃談 (2017の07)
本館
群馬県高崎市箕郷町 上芝古墳出土 男子埴輪 手前は縄文土器
大刀に手をかける彼
かぶとに隠れたその顔をのぞき込む
ポーズと合わない表情 不敵な笑みか おふざけか
伝茨城県行方市沖洲 大日塚古墳出土 猿 剥離痕は背中だけではない
右のC
左の逆さC
痕だけでも猿らしい耳だったことがわかるよ 聞こえないかー
おっ と 思わず立ち止まる
過去現在絵因果経断簡 鎌倉時代
色が鮮明だったので目を引いたというのもあるが
きぬがさ と さしば
埴輪にもあるが形が違う 参考までに撮影して記録
源氏物語図屏風(若菜上) 伝土佐光則 の部分
桜の花の盛り上がり
を
見つめる
桜山吹図屏風 俵屋宗達
こちらもさくら ところどころに色紙が貼りつけられている コラージュかな おしゃれ宗達
も もちろん 盛り上がる
さて 鶏は動物の中でもよい画題らしい 多くの画家が描いている
本日の鶏はこちら
雪中群鶏 渡辺省亭
大八車という足場がよい
水彩的な淡さやにじみも
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平成館
埴輪 群馬県太田市飯塚町出土
スーパープリンス国宝くんだが 彼の出土古墳は消失したらしい
拝顔
後ろに回って
靫
実物より小さめらしい
さて これはなんでしょう 右から
後から
左から
土偶 山梨県御坂町上黒駒出土 縄文時代(中期)前3000〜前2000年
肝心の正面顔がうまく撮れなかった そのせいでもなかろうが きびしい顔 人なのか動物なのか それとも 荒ぶる神なのか
模造 旋帯文石 1個 原品=岡山県倉敷市 楯築神社伝世 原品=弥生時代・3世紀
弧帯紋に縁取られたこの顔は 神か人か
ようやく古墳時代に突入です が 埴輪の前にこちら
石人 福岡県八女市 岩戸山古墳出土
これは人の顔でしょうね
怒ってるようだ
下から見てみる
よけい怒らせたか
上から見てみる
これは 泣いているのかも
読めない なぜなら 表面はだいぶ風化してしまっている。
ちなみに、岩戸山古墳からは、円筒埴輪・人物埴輪・馬形埴輪なども出土している。
さて埴輪
よく似た立ち姿
左から 大刀・靫・盾・帽子 みな 神奈川県横浜市保土ヶ谷区 瀬戸ヶ谷古墳出土
帽子っていうのが意表を突かれる なぜ帽子 冑でもなく冠でもなく えらくシンプルデザインだし
犬 群馬県伊勢崎市境上武士出土 ぺろり君は 舌だけではなく歯も見せている。
左:群馬県高崎市箕郷町 上芝古墳出土 右:群馬県大泉町古海出土 耳玉の女子たち
そういえば耳玉をつけた男子埴輪ってあるのだろうか。
ふむ。
またね。
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混雑状況報告。
それほど混まず、がらがらではなく。 いつも通りといったところ。
2017/03/23(木)訪問 |
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