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65回企画展 佐野の古墳と埴輪

於・佐野市郷土博物館

の目撃談 (201718)

 

赤い矢印に

 

心は高揚

 

天気はあいにくでも

 

凛とした建物の中 待つものたちがいる

 

ちなみに入り口には船

 

この船で渡良瀬川を渡った… のだったかどうか

解説よく読まず

 

なにしろ中が気になって気が急いていたので。

 

  

常設展示から。

 

埴輪は3体。

円筒埴輪1体と、男子埴輪2体。

 

七軒町古墳出土の、振り分け髪、下げ美豆良の男子。

振り分け髪は、後ろのほうも跳ねさせている。

下げ美豆良、先端は少しぼやけて、どう結っているのかわからない。

くぶつちの大刀かな。

両ほおに縦の赤彩。

ところで、企画展のチラシや図録の表紙を飾っている彼なのだが、

企画展示室ではなくて、常設展示室にいる。

 

中山八号墳出土の、防災頭巾形の衝角付冑をかぶった武装男子。

大刀の柄頭、先端に小さい板が乗っかっている。

板には丸い飾りがついている。丸いのは鋲かな。

変わった柄頭だ。他で見た覚えがない。

冑や甲は、赤塗りと色なし(たぶん)の格子模様。

実際の甲冑がこんな色どりをされているとは考えられないので、

埴輪ならではのデザインでしょう。

冑から下げ美豆良がのぞく。トンカチ形。これもどう結うのか。

 

 

埴輪以外。

トトコチ山古墳出土の大刀。柄頭、鐔、鞘尻に、銀の象嵌。

紋様がおしゃれ、蕨手文といっていいのかな。

 

 

古墳時代以外。

機。糸を挟む二股の部材が、今城塚古墳の家形埴輪の千木を思わせる。

 

大きい糸車。八丁撚糸機というらしい。

ハープのように張られた糸。

糸車もすごいが、その下の、糸一本一本を挟む装置、よく作ったなあ。

 

 

 

 

いよいよ企画展示室。

 

思ったより埴輪がいっぱい!

 

《松山古墳》

埴輪の前に、二重口縁壺たち。前方後方墳のくびれ部付近から出土したらしい。

底に孔。でも古墳を縁取っていないので壺形埴輪ではないのか。

 

《米山古墳》

朝顔形円筒埴輪、大きい。高さ1mくらいかな。開口部の広がりは控えめ。

 

《ムジナ塚遺跡二号墳》

円筒埴輪、少しくぼんだ、明るい赤の斑点が内外にポツポツ。

焼けてから削れたわけではなさそう。この斑点はどうしてできた?

 

《ムジナ塚遺跡三号墳》

男子埴輪、残りが悪い。顔の表情が見えない。

左肩の前側が欠けているおかげで、腕のつけ方がわかる。棒状の腕を、孔にはめ込んでいる。

 

《七軒町古墳》

男子埴輪頭部2体。似てない。顔かたちも色も。常設の1体とも似ていない。

赤味のつよいほう、欠けてしまっている帽子の全容が知りたい。

左と後ろに、突き出した部分がある。

 

《中妻八号墳》

女子らしき人物埴輪頭部1体。

右の耳輪と、左の耳輪跡の高さが違う。なぜ。

 

《マンボウイン塚古墳》

円筒埴輪、低い位置に突帯。家形埴輪の裾の突帯みたい。

突帯はぜんぶで五条。間隔はまちまちで、かなり気まぐれ。いいのか。

 

《唐沢ゴルフ場埴輪窯跡》

ポスターやチラシのメインを務める男子埴輪。

丸い帽子は、つば短め、高さはあまりない。

顔は、トーハクにいるナナシ塚古墳(壬生町)出土の埴輪に似ている。

総合文化展(東京国立博物館 平成館)の目撃談

 

この男子をはじめ、盾や靫など、赤い顔料で色が塗られている。

塗ったのはおそらく焼成後。わざわざ色を塗るということは、焼成はうまくいったことになる。

なのに、古墳に立てるまでに到らなかったのはなぜか。

 

キヌガサ形埴輪の立ち飾りにも、中ほどの三分の一くらいに赤い色。

この赤が、しっかり濃くていい色。このキヌガサは飾りの一本しかないが、全体像が見たい。

 

ほか、小さなサシバ形埴輪など。

 

《西赤堀狐塚古墳》上三河町

女子埴輪頭部のうち、1体の色が気になる。

顔は赤いが、髷・櫛・耳輪・首飾りの玉は白っぽい。

透孔である目の断面は、顔より白っぽい。

顔全体に、赤い顔料をドーランのように塗って、他は塗っていないということか?

しかし欠けた部分の色は、顔の表面と同じように赤い。しみこんでいるのか?

わからない。

 

《飯塚44号墳》小山市

女子埴輪頭部、顔なのに、はっきりとハケメがついている。

甲塚古墳出土の女子埴輪と似た顔。

発掘された日本列島2015江戸東京博物館) の目撃談

 

断面が、茶・黒・茶のサンドイッチ状になっている埴輪が目に付いた。

唐沢ゴルフ場埴輪窯跡出土の埴輪にもいくつかあったので、

窯焼成でも埴輪はサンドイッチ状になるということだ。

 

 

本展では、動物埴輪は馬のみ。

家形埴輪は見当たらなかった。

 

 

 

 

気がつけば

一時間あまりを埴輪の鑑賞に費やしていた。

 

どこかで映像を流していたような気がする。企画展示室の手前かな。

見る時間がなかった。惜しいことをした。

 

 

 

 

田中正造の展示室に入る時間もなかった。

 

今日見たのは

 

田中正造先生の像のみ

 

次の機会にはちゃんと見たい。

 

 

図録入手。46p800円。

すべての埴輪が載っているわけではありませんが、

他館所蔵の埴輪の写真などもあって、充実。

 

  

 

混雑状況報告。

 

訪問時、入場者はほかに誰もいない状況。

受付のかたに電気をつけていただきました。

 

見ている間に、もう一人いらっしゃいました。

 

 

 2017/06/08(木)訪問 

   

 

◎第65回企画展 佐野の古墳と埴輪

会場: 栃木県 佐野市郷土博物館

開催期間: 2017429日(土)〜618日(日)

 

     

    

  

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