館蔵資料展 発掘! 発見! 松戸の古墳時代
於・松戸市立博物館
の
目撃談 (2017の24)
埴輪の前に、二重口縁壺。
富山遺跡出土 展示の名称は「複合口縁壺」でした。 底はうがたれている。 富山遺跡は、古墳時代が始まるか始まらないかぐらいのころの遺跡らしい。
埴輪の前に、もう一つ、気になったもの。
殿平賀向山遺跡(とのひらがむこうやまいせき)7号住居跡出土 「支脚(坩の転用)」 土師器の坩を逆さに据えて、カマドの支脚にしたのだそう。
キノコみたい。
いよいよ埴輪
小金1号墳出土の円筒埴輪たち。
そのうちの 波線が刻まれた円筒埴輪片。 右上になみなみ
伝栗山古墳群出土の埴輪たち。右端下は人物埴輪の腕。 みんないい色ですが、これはスス? 汚れ?
栗山古墳群についての文政のころの文書らしきもの。
馬形埴輪の頭部と、円筒埴輪だ。絵でもよくわかる。 人物埴輪の頭部はないな。 右ページの左下は腕かな?
左ページに須恵器。その下は何だろう。 目撃なんとか、と書いてある。
頭部しかない馬がいい顔。
男子埴輪の顔も。 段差のある眉が良い
何かを得意がっているような それが何なのかはわからないが
栗山古墳群(立出し遺跡)出土の馬形埴輪と家形埴輪 大きくて立派ですが じつは出土部分はわずか。 馬形埴輪は このあたりのみ出土。 でも鈴に表情がある。 ほかは修復してもらって立ち上がりました。
家形埴輪の出土部分は 脚部のここ。裾廻し突帯あり。
栗山古墳群(立出し遺跡)出土の女子埴輪 二体
左の彼女は 顔の一部などが出土。 目元、口元など、わずかに表情がうかがえる。
耳もあった。耳孔なしタイプ。 ほか、体の一部や円筒部分も出て、つながった。
右の彼女、顔は直しですが 五本指の右手が出土。
首・肩・胸あたりも。
栗山古墳群(立出し遺跡)出土の人物埴輪頭部 目元以外を赤く塗られている。
鼻の穴ありタイプ。 口元が少し欠けている。色が塗られているせいか、やや目立つ。 その結果、魅力的な表情になっている。 何を笑っているのかな
栗山古墳群(立出し遺跡)出土の大刀 上部が出土。 三輪玉つき。 紙で包んでひねった飴のよう。
栗山古墳群(立出し遺跡)出土の鞆 輪っかの端っこが出土。 イルカの頭みたい。
栗山古墳群(立出し遺跡)出土の朝顔形円筒埴輪 上部が出土。 メモいっぱい。
栗山古墳群(立出し遺跡)出土の形象埴輪片 右上は鋸歯紋に赤い顔料が塗られている。 中央のかけらも赤く塗られている。紋様はなんだろう。
欠けているからこそ もっと知りたいと思わせる。 表情を読みたくなる。
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本展の図録や出品リストはなし。 学習用のパンフレットがありました。
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混雑状況報告。
ほぼ独占状態。
2017/7/20(木)訪問 |
◎館蔵資料展 発掘! 発見! 松戸の古墳時代 会場:千葉県 松戸市立博物館 企画展示室 開催期間: 2017年7月15日(土)〜9月10日(日)
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その後「21世紀の森と広場」へ
羽ばたくカラスと雀
どこでも元気だ
ひまわり
さすがに暑そう
水が欲しそう
そのなかで
ひときわ輝いていたのは
この一輪
足元にムラサキツメクサ
コスモス
蓮
紫陽花
またひまわり
と
よく見ると
バッタがひまわりにキス
というより
しがみついているのか
よくその高さまで登った
ずーっとセミが鳴いている