「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 世界文化遺産 登録記念

企画展 神道の形成と古代祭祀

および 常設展

於・國學院大學博物館

目撃談 (201734)

 

 

企画展。

 

 まずは

宗像・沖ノ島と関連遺産群の世界文化遺産登録おめでとうございます。

 

企画展示室入口をかざる

 

内行花文鏡 伝福岡県宗像市 沖ノ島出土 4世紀

 

明るい緑青がきれい。

 

 

展示室の中に入ると

描かれた矢入れを発見。

 鞆もある。

ほこ・たてもある。

 

 

内宮御神宝図 弘化2(1845)

 左から「御桙」「御楯」「御鞆」そしてユギ各種

 

御楯は、盾形埴輪と形が違う。

御鞆は、鞆形埴輪と紋様が違う。

御桙。槍または矛と推察される埴輪に旗は下げられていない。

 

 厚みがある。角ばっている。背板の広がりはない。

表記は「靭」。

錦と蒲と草。

 

弓がないな…とおもったけど、巻かれて見えないところに描かれているのかも。

 

 

 

さて

いよいよ

本展の目的。 

 

 

外山(とび)茶臼山古墳(桜井茶臼山古墳)出土の壺形埴輪 3-4世紀

 

これは國學院所蔵だそうだが、私はたぶん初めて見る。

外山(とび)茶臼山古墳(桜井茶臼山古墳)の墳丘上の壇を囲む壺。

これが気になるのは、本によって記載が違うこと。

「壺形埴輪」と「壺」。

本展では埴輪あつかい。

並んで特定の場所を囲む底なしの土器。

だから埴輪とみなしていいのでは。

  

底はよく見えなかったが

たぶん孔があけられている。

 

この写真はどう見たらよいのか。

トレンチを掘ったら側面から壺が顔を出したのか。

方形壇はどの部分? 丸太の跡はどこ?

 

 

石枕 千葉県市原市 姉崎二子塚古墳出土 5世紀

 

 黒に刻まれた白い紋様。

角度のゆるい鋸歯紋に直弧紋。

これほど美しい枕はそうない。

ただし寝心地は悪かろう。

 

以下は常設でおなじみの埴輪。

 

 

 

ユギ形埴輪 埼玉県本庄市出土 6世紀

 

 

出土地不明 盾形埴輪 6世紀

 

紋様なし。でもハケメがよい。

 

 

大刀形埴輪 長野県長野市松代町大室出土 6世紀

 

 

 出土地不明 直刀 6世紀

 

出土地不明だが古墳時代の物。直刀だから。

それにしてもよく残っている。

もう少し研げば、まだまだ切れそう。

 

 

 琴柱形石製品 奈良県天理市豊田出土 4世紀

 

¥マークのようだが古墳時代に¥マークはまだない。

何がモデルか。

あるいは特にモデルはなくデザインしたのか。

 

 

78世紀のヒトガタや 奈良・平安時代の木簡

 

道教が入りこんでいることがわかる物証。

 

そして絵馬 奈良時代のもの

杏葉を下げている。

 

 

 

 

パンフレット有り。展示室内で見せていただきました。

アンケートに記入するといただけるようです。

埴輪については記載がなかったので、もらわず。

 

  

 

◎企画展 神道の形成と古代祭祀

於・國學院大學博物館

開催期間:20171014()1210()

 

 

 

常設展示室、考古ゾーン。

 

埴輪の前に寄り道。

 

子持ち勾玉

 

 動物っぽい。

 

 

 お三方

安定のチャーミングさ。

影も面白い。

 

後姿も。

 

ずらり

今日は

このお馬さんとアイコンタクトが取れた。

 

正面からもごあいさつ。

くつわの鏡板の鈴が大きいな。

 

下から口を見せてもらう。

口は開放型ね。

 

ちなみに隣のお馬さんはあごが開放されている。

 

サシバ形埴輪 とされている埴輪。

 

粘土粒つき。

鋲で留めて作られた何か。

 

見るたびにその立派さに打たれるキヌガサ形埴輪。

 

飾りは差し込まれている。分離成形ね。

この飾りのモデルは何製だったんだろう。

 

ケース内の面々。

 

左の盾形埴輪の紋様は

赤と黒で塗り分けた鋸歯紋。

 

 ガランとしているところがあります。

企画展示室に出張中の三体の場所です。

 

 

 

混雑状況報告。

 

企画展示室も常設展示室もすいています。

 

 

 

 2017/11/02(金)訪問 

   

おまけ

展示室前のスペースにて

博物館プロモーションビデオ上映中

 

埴輪も多数出演

     

    

  

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