天理ギャラリー第165回展

祈りの考古学

―土偶・銅鐸から古墳時代のまつりへ―

会場:天理ギャラリー

目撃談 (201834)

 

 

広い展示室。

 

右奥に埴輪が見える。

 

 

その前に左側を振り向いて

トップバッターの土偶たちにごあいさつ。

 頭に孔というデザイン。

 

古墳時代へ。

 壺の向こうに埴輪。

 

 

埴輪は人物2体。

どちらも顔がなくて残念。

気を取り直してじっくり見る。

服装からして2体とも女子。

 

左は奈良県北葛城郡、右は関東のどこか。

 

中央の参考写真は大阪府の今城塚古墳出土の女子埴輪。

 

 

 左の女子。

 

腕は中空。

斜め掛けの布を、細い帯でゆるく締める。 

袈裟状衣とか、意須比とか呼ばれているらしい。

面白い形。

 

 

タスキも掛ける。

首飾りは中央のみ勾玉。あとは丸い玉。

  

断面は白っぽい。

表面全体に赤彩か。

 

 

脇の下に孔。

  

 

右の女子。

再会。

前で交差するタスキ。

乳房表現あり。

 

 

 左手に棒状のものを持つ。

 

 

太帯。

左腰に七鈴鏡。四角い。

  

 

勾玉と丸玉の首飾り。

断面や内面からみて、粘土そのものが赤く焼きあがったらしい。

赤彩はなしか。

 

前回見たときは、白い顔料が確認できた。

青銅のまつり(天理ギャラリー) の目撃談

 今回きづけなかった。ケースの反射は少なくなっていたのに。

壁置きで後ろが見えなかったから?

初見の埴輪に注意が行き過ぎたから?

 

 

 

子持勾玉 布留遺跡杣之内(樋ノ下・ドウドウ)地区出土

 

動物みたい。

 

勾玉 布留遺跡布留(堂垣内)地区出土

 

たくさん。平べったい。

 

臼玉をつないだネックレス。

 

全部つけてたらかなり派手だが、実際はどうつけていたのか。

 

 

鈴鏡(出土地不明)

 左:五鈴鏡、右:鈴が二つなくなってるけどたぶん六鈴鏡

 

木製祭祀具 布留遺跡三島(里中)地区出土

 

左が鳥で、右が馬。

言われればそうかも。

埴輪とだいぶ違う表現。

 

 左:琴、右中央:ササラ、右上の2つ:刀形

 

 

縄紋時代にさかのぼる。

 土面 岩手県雫石町鶯宿出土

 

なぜ鼻が曲がっているのか。

ひょっとこか。

 

目や口が透孔である点は埴輪と共通している。

がしかし

土面は曲面の板なので、中空の円筒をベースとする埴輪とはそもそもの作りが違う。

 

側面の孔は紐をかけるところらしい。

これをつけて何をしていたのか。

 

土面は、東日本を中心に約60点が出土しているそうな。

 

 

 

 

 

改装したらしい。いつのまに。

 

以前はたしか、廊下が長め。

それがなくなって、展示室が広くなった。

展示ケースも改善されていて、反射が少なくなっている。

平置きのケースは、天井の照明の反射が気になるが。

 

ちゃくちゃくと更新される世界。昨日と今日との違い。

 

  

 

混雑状況報告。

 

広くなった展示室内に2人。

 

 

 2018/10/25(木)訪問 

   

 

◎天理ギャラリー第165回展

祈りの考古学

―土偶・銅鐸から古墳時代のまつりへ―

会場: 天理ギャラリー

開催期間: 2018 928日(金)〜1124日(土)

 

     

    

  

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