開館40周年記念・第99回企画展示

集まれ!ぐんまのはにわたち

〜日本一の埴輪県〜

於・群馬県立歴史博物館

目撃談 (2019012B:動物埴輪)

 

概要

A:人物埴輪

C:円筒埴輪・ 家形埴輪・器財埴輪など

 

 

 

 

鶏形埴輪(剛志天神山古墳)

 

鶏の羽はこうじゃない、とは思うが

この深めのまっすぐな線には有無を言わせないものがある。

 

 

 

水鳥形埴輪(保渡田八幡塚古墳)

 

胴体と頭部とくちばし部分。

それぞれ違う埴輪らしい。

胴体に描かれた脚の線刻がまたラフかつくっきり。

 

 

鹿形埴輪(太子塚古墳)

 

赤い斑点と、刺さった矢。

 

表情は痛そうに見えないが。

 

動物埴輪の中でいちばん多いものは馬形埴輪。

 

以下、馬形埴輪たち。 

 

 

馬形埴輪(津久田甲子塚(つくだかねづか)古墳)

 

群馬では最小の馬形埴輪。高さ38p。

 

ちなみに、実物の馬は肩(き甲(きこう))の高さで体高を測る。

首は上げ下げするから首を含めると測りにくいのでしょう。

馬形埴輪は、いちばん高いところで測る。

 

この埴輪は脚部を埋めず、そのまま置かれていたらしい。

埋めたらお腹が地面についてしまいそう。

 

何か語りかけているのか。

 

ちなみに群馬最大の馬形埴輪は高さ推定140p。

 

 

馬形埴輪(白藤V-4号墳)高さ50.4p

 

馬形埴輪(古海松塚11号墳)高さ57p

  

頸の黒いサンドウィッチ状態部分の上には、

手綱があったのでしょう。

 

 

 

馬形埴輪(神田・三本木K-11号墳)

馬具の表現の詳細さよ。

マニアック。

 

 

さて

本展では、「人物が馬に乗った埴輪」を「馬形埴輪」に分類しているらしい。

 大きさの比から言ったらそうなるか。

 

 

人物が馬に乗った埴輪(雷電神社跡古墳)112.6p

 

 

下からのライティングのせいで顔にミズラの影が。

 

おもしろ帽子。前後に孔。

何かが挿されていたのか。

モデルがあったのか、埴輪だからこうなのか。

 

 

人物が馬に乗った埴輪(高林西原古墳群)高さ70.4p 

裸馬である。かわいい顔。

 

人物は坊主頭だが、かぶりものが取れただけか。

耳のあたりのものは、ミズラ?

 

背にはユギらしきものを背負う。

 

ちなみに、群馬県立がんセンター所蔵。

ふだんはそこで展示されているらしい。

 

 

動物と人物とのセットつながりで

 

 

 

猪を腰につける人物埴輪(保渡田Z遺跡1号墳)

 

こちらは「人物埴輪」。

猪が実物大なら、猪形埴輪か? 人物埴輪か?

いい勝負だが、この埴輪の猪は小さい。

 

同遺跡出土の動物たち。

 

犬形埴輪と猪形埴輪(保渡田Z遺跡1号墳)

 

 

 

 

鼻づらの違い。

 

 

先日「日本の素朴絵」展でイノシシを抱えている人物を見た。

日本の素朴絵(三井記念美術館)の目撃談

猪づいている。

  

 

こちらも猪。

 

保渡田八幡塚古墳出土

 

「猪形埴輪」と表記されていたが、

人物埴輪から剥がれ落ちたものだろうとのこと。

腰についていたのか、抱えられていたのか。

  

とかく

人と動物の関係は深い。

 

もう1体。

 

男子埴輪(オクマン山古墳)高さ147p

 

腕にとまる鳥の尾には鈴。鷹であろう。

実物にくらべると小さいが。

 

左腰に着けているものは、手前は鞆。

奥のはなんだろう。

 

 

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概要

A:人物埴輪

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C:円筒埴輪・ 家形埴輪・器財埴輪など

 

 

   

    

  

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