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粘土で埴輪 TOP
埴子が制作・撮影した埴輪の画像を載せています。
最近は鳥形埴輪を作っています。鶏・水鳥・雛など。
でもでも
埴輪の基本は輪積みによる円筒なのです。
輪積みは埴輪らしさのだいじな要素だ と私は思っているので、すべて輪積みで作っています。
動物埴輪 |
20101128 –20111012 2011/10/28 更新 |
円筒埴輪 |
20110903 –20110917 2011/10/13 更新 |
20090827 –20110503 |
家形埴輪 |
20110505 – 20110928 2011/10/22 更新 |
人物埴輪 |
20100320 – 20100331 |
20090930 –20100310 |
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20090504 -20090926 |
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20080906 – 20090425 |
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20080112 – 20080821 |
粘土で埴輪を作るには 〜 埴子の埴輪の作り方 〜 |
埴輪の材料は粘土です。 「テラコッタ粘土」とか「野焼き粘土」とか。それ以外でも800度前後で焼いて溶けないものなら大丈夫。焼き上がったときに気に入る色や質感になるように粘土を混ぜたりしています。
ゆっくり乾くよう工夫して乾燥開始。程よい固さになったら目と口を切ったり線刻を入れたりします。
十分に乾燥させます。埴輪と季節によりますが、一カ月もすれば済んだことにする。
焼成するか水につけちゃうか決めます。焼いてしまったらもう粘土には戻せません。
800度前後で焼成。いわゆる素焼きですね。
できあがり。 ざっくりはこちら参照 埴輪まめ知識 12 火と水
でも本当はできあがりではありません。
古墳時代の埴輪たちは、古墳の上に立てられた後、雨風にさらされたり土や火山灰に埋まったりして、割れたり欠けたり色あせたりしています。 それがかっこよかったり切なかったり。たりたり。足り。
また、それとは別に、 埴輪は人に見られることでも変わっていくように感じます。 見られてきれいになるのは女だけじゃないのね。 いやいや見られても変わらないものなんてないのかもしれません。
そして見る側も、 並べて眺めると、 みつめると、 尊敬の角度を探していると、 並べかえてみたりすると、 それまで気付かなかったことに気がつくことがあります。
さすが埴輪と思います。 |
ちなみに
レプリカの埴輪の場合。
大きいものは輪積み、小さいものは型取りのようです。
輪積みで作ろうとすると、小型化には限界があることが分かります。(「埴輪まめ知識25 大きさ」参照)
型を用意すると、小型化と、ある程度の量産とが可能になり、お手頃サイズとお手頃価格で提供できることになるのでしょう。
埴輪の知名度と人気は、ミュージアムショップなどの小型のレプリカの存在によるところが大きいと思います。
埴輪が忘れられないためには必要と感じています。
しかし
「埴輪らしさ」
にこだわると
どうしても「輪積み」ははずせない
と思う埴子。
出土品とレプリカと創作。
埴輪の今。
埴輪のこれから。
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